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 ケーブルテレビ放送のWOWOWでは、データ放送用のコンテンツ基盤としてクラウドサービスを採用している。WOWOWの放送波帯域は当然、ほとんどが番組のための映像と音声に割かれているため、それ以外の用途の帯域は限られている。文字情報だけなく画像なども取り入れたリッチコンテンツをデータ放送のコンテンツとして提供するには、インターネット網を使うことが不可欠である。現在は主として番組内容の解説や番組の検索サービスを提供しているが、今後は様々な番組内企画などにも機能を広げていくようである。 放送事業そのものは、その品質、安定性など様々な面から、物理サーバーでの運用は必須であろう。ただ、放送コンテンツに付随したさまざまな企画の運営や、番組に関する付加情報、スマートトフォンを始めとしたモバイル端末向け情報の送出などには、コンテンツの全体量、アクセスの増減などに柔軟に対応していくことの可能なクラウドサービスという基盤は一つの選択肢となっている。こういった基幹システムが容易に外出しにはできない事業においては、今後も、基幹システムの部分は物理サーバーで、サービスの基盤はパブリック型でといったハイブリッド運用は継続していくだろう。